伝統×オリジナル=能勢人形浄瑠璃鹿角座


 200年以上に渡り伝えられている”能勢の浄瑠璃”(太夫と三味線の素浄瑠璃)を地域の財産として守り育てていくと共に次の世代に向けての提案と発展のため、人形・囃子を加えたビジュアル化で、1998年(平成10)に”能勢人形浄瑠璃”が淨るりシアターのプロデュースによりデビューしました。人形首(かしら)、人形衣裳、舞台美術、演目(『能勢三番叟』『名月乗桂木』)は全て能勢オリジナルということで、全国からも注目されました。

 2006年(平成18)10月には能勢町制施行50周年を機に、新たに名称を能勢人形浄瑠璃”鹿角座(ろっかくざ)”として、劇団を旗揚げしました。太夫・三味線・人形遣い・囃子・それぞれの部門のこども浄瑠璃があり、年間を通して行われるワークショップを受けながら、自主練習、依頼公演にと活動しています。