本朝廿四孝−奥庭狐火の段

能勢淨るり月間ONLINE〜人形浄瑠璃野外公演〜

鹿角座の過去の野外公演記録映像から計5演目をYouTube配信! → 演目・スケジュール一覧


☆令和3年2月13日(土)から公開

古典演目/2012年9月「浄瑠璃の里 能勢浄瑠璃公演」より/久佐々神社(能勢町宿野)

作:近松半二、三好松洛、竹田小出らの合作

 武田信玄と上杉謙信の確執に、諏訪湖の伝説や中国の廿四孝説話などを織り込んで作られた五段続きの時代物です。奥庭狐火の段は四段目になります。許婚勝頼の命を救うため、諏訪明神の遣いである白狐の力を借りて氷の張った湖を渡る八重垣姫の一念の恋を描いています。

あらすじ

 八重垣姫は討手より先に勝頼に追いつき、危機を救いたいと思いますが、凍っている諏訪湖には船を出せず、陸路では間に合いません。諏訪法性の兜の前で祈る八重垣姫。兜を守護している白狐の霊力が姫に乗り移ったのでした。明神の使いの狐が湖を渡る前に歩いていると、溺死すると言われている諏訪湖を八重垣姫は狐に守られて、勝頼のもとへと渡っていくのでした。