日高川入相花王−渡し場の段

能勢淨るり月間ONLINE〜人形浄瑠璃野外公演〜

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☆令和3年2月6日(土)から公開

古典演目/2019年7月「浄瑠璃の里 能勢浄瑠璃公演」/大阪大学豊中キャンパス

作:竹田小出雲・近松半二らの合作

 道成寺(和歌山県日高川町)の鐘に隠れた恋しい男を、嫉妬に狂う余り蛇体となって焼き殺した清姫伝説に、皇位継承の争いや藤原純友の反乱をからませた物語です。

あらすじ

 紀州の豪族の娘清姫は、都見物の折に出会った安珍(桜木親王<朱雀天皇の弟>)に恋心を抱き迫ります。しかし、皇位継承の問題により藤原忠文に命を狙われている安珍は追手から逃れるため、許婚のおだ巻き姫と共に、道成寺へと急ぐのでした。

 道成寺に程近い、日高川にやってきた清姫。早く川を渡してほしいと渡し守に頼みますが、安珍から清姫を渡さないようにと言い含められていた渡し守は姫の言うことを聞きません。

 嫉妬に逆上し、日高川に飛び込む清姫の体はついに蛇となり、安珍を追っていくのでした。