2020年能勢淨るり月間 ONLINE


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鬼一法眼三略巻−五条橋の段

古典演目/2014年6月能勢淨るり月間「能勢人形浄瑠璃鹿角座公演」より

作:文耕堂、長谷川千四

平家全盛の時代を打倒する人々の姿を描いています。5段続きの時代物。“五条橋の段”は終盤5段目にあたります。源義経がまだ牛若丸という名であったときに、武蔵坊弁慶が主従の約束を交わす、おとぎ話でも有名な場面です。

あらすじ

 源牛若丸は、京の五条橋で通行人を斬りつけては相手の強さを試していました。実は家来となる者を探していたのです。ある日、‘’五条橋に曲者が出る”という噂を聞いた武蔵坊弁慶は奮い立ち、七つの武器を揃え、曲者退治のためにここ五条橋にやってきました。橋のほとりに立っていた牛若丸を女性と思う弁慶。牛若丸は、弁慶をなぶってみようと行く手を遮ります。この者こそが曲者かと薙刀で斬りかかる弁慶でしたが、橋の上を身軽にひらりひらりと飛び廻る牛若丸に、さすがの弁慶もかないませんでした。一体何者なのかと尋ねる弁慶に、若者は源牛若丸と名乗ります。弁慶は降参し、どうか家来にと頭を橋につけて頼むのでした。