2020年能勢淨るり月間 ONLINE


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仮名手本忠臣蔵−裏門の段

古典演目/2019年6月能勢淨るり月間「能勢人形浄瑠璃鹿角座公演」より

作:竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作

元禄15年(1702年)におこった赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件を、義太夫浄瑠璃に書きあげた11段続きの作品で、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)を塩谷判官(えんやはんがん)、吉良上野介(きらこうずけのすけ)を高師直(こうのもろのう)、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)を大星由良助(おおぼしゆらのすけ)としています。裏門の段は3段目にあたります。

あらすじ

 主君塩谷判官の家来・早野勘平は恋人お軽と逢瀬を楽しんでいるあいだに、主君に一大事が起こっており、その場に居合わせなかったことで切腹しようとします。しかしそこに駆けつけたお軽は、今死んでも誰も侍だとは褒めないと泣き、自分の親里へと説得します。

 そこへ、師直の家来・鷺坂伴内(さぎさかばんない)が家来を引き連れてやって来ます。勘平と伴内は遣り合いとなりますが、これは敵わないと伴内はその場から逃げて行ってしまいます。

 あとに残った勘平とお軽は、お軽の親里へと落ち延びて行くのでした。