2020年能勢淨るり月間 ONLINE


過去の能勢人形浄瑠璃鹿角座公演演目を一挙公開中! → 公開演目・スケジュール一覧

本朝廿四孝−奥庭狐火の段

古典演目/2010年6月能勢淨るり月間「能勢人形浄瑠璃鹿角座公演」より

作:近松半二、三好松洛、竹田小出らの合作

武田信玄と上杉謙信の確執に、諏訪湖の伝説や中国の廿四孝説話などを織り込んで作られた五段続きの時代物です。奥庭狐火の段は四段目になります。許婚勝頼の命を救うため、諏訪明神の遣いである白狐の力を借りて氷の張った湖を渡る八重垣姫の一念の恋を描いています。

あらすじ

 八重垣姫は討手より先に勝頼に追いつき、危機を救いたいと思いますが、凍っている諏訪湖には船を出せず、陸路では間に合いません。諏訪法性の兜の前で祈る八重垣姫。兜を守護している白狐の霊力が姫に乗り移ったのでした。明神の使いの狐が湖を渡る前に歩いていると、溺死すると言われている諏訪湖を八重垣姫は狐に守られて、勝頼のもとへと渡っていくのでした。